両立支援:糖尿病
研究の目的
糖尿病患者は全世界的にも我が国においても年々増加の一途をたどっている。
我が国の糖尿病治療の実情から、就労者の糖尿病治療に関わる本人、主治医、職場の産業医を含めた産業保健スタッフ間の関わりが、現状どのような状況にあるかを調査し、また就労糖尿病患者の治療上での問題点を把握しその対策を図ることは、多くの点で社会的必要性を有していると考えられる。
そこで、企業における就労糖尿病患者の現状および問題点を把握し、病院および診療所に定期通院されている患者に対しても、当事者としての就業状況とその治療との関わりや問題点を明らかにするための調査を行うこととした。
さらに、最も連携が取れていないと予想される、企業と主治医との情報と意見交換の現状把握を目的として調査を行う調査結果を踏まえ、就労と治療の両立並びに職場復帰支援事業の対策を含めた「就労と治療の両立・職場復帰支援(糖尿病)ガイドライン」作成し、また企業の産業保健スタッフと主治医と情報交換ツールとしての「就労と糖尿病治療両立支援手帳」を作成し、さらに個別での対応が必要と考えられるため、判断の一助として企業スタッフおよび主治医向けに就労糖尿病患者の就業ガイドラインを提案することを目的とした。
我が国の糖尿病治療の実情から、就労者の糖尿病治療に関わる本人、主治医、職場の産業医を含めた産業保健スタッフ間の関わりが、現状どのような状況にあるかを調査し、また就労糖尿病患者の治療上での問題点を把握しその対策を図ることは、多くの点で社会的必要性を有していると考えられる。
そこで、企業における就労糖尿病患者の現状および問題点を把握し、病院および診療所に定期通院されている患者に対しても、当事者としての就業状況とその治療との関わりや問題点を明らかにするための調査を行うこととした。
さらに、最も連携が取れていないと予想される、企業と主治医との情報と意見交換の現状把握を目的として調査を行う調査結果を踏まえ、就労と治療の両立並びに職場復帰支援事業の対策を含めた「就労と治療の両立・職場復帰支援(糖尿病)ガイドライン」作成し、また企業の産業保健スタッフと主治医と情報交換ツールとしての「就労と糖尿病治療両立支援手帳」を作成し、さらに個別での対応が必要と考えられるため、判断の一助として企業スタッフおよび主治医向けに就労糖尿病患者の就業ガイドラインを提案することを目的とした。