独立行政法人労働者健康安全機構 研究普及サイト

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産業中毒

研究報告

検査結果

① 血液検査
① 血液検査

② 精神心理検査-不安
② 精神心理検査-不安

③ 精神心理検査-POMS
③ 精神心理検査-POMS

④ 瞳孔反応検査
④ 瞳孔反応検査

⑤ 視標追跡検査
⑤ 視標追跡検査

⑥ アレルギー検査
⑥ アレルギー検査

診断結果

診断結果
IEI=特発性環境不耐症、SHS=シックハウス症候群

まとめ

  • 受診者は70%が女性、平均年齢は45歳と中年女性が主な受診者であった。
  • 精神心理検査では、不安傾向のある患者が半数を超え、専門医の要受診者が20%を占めており、メンタル対応が必要と考えられた。
  • 眼球運動検査の陽性率は非常に低く、特異診断とは考え難い。
  • 総IgE高値や環境アレルゲンの陽性率が高く、アレルギーとの相加作用が示唆された。
  • 全体を通した診断結果は、シックハウス症候群疑い32%、特発性環境不耐症(IEI)疑い19%、精神疾患疑い17%、その他32%であったが、第1期に比べ、第2期の受診者総数は半減していた。