産業中毒とは
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産業中毒相談事例
(1)鉛による産業中毒
(2)一酸化炭素による産業
(3)有機溶剤による中毒
(4)有機溶剤中毒の予防
(5)クロムによる産業中毒
(6)ヒ素による産業中毒
(7)ダイオキシン類などのばく露
(8)フッ素樹脂燃焼による中毒
(9)シックビル・シックハウス症候群
(10)職業性アレルギー
(11)トリクロロエチレンに関する新たな知見2
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当サイトで使用している用語の説明です
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か
さ
た
な
は
ま
や
ら
わ
【最小致死量】
さいしょうちしりょう
lowest published lethal dose
試験動物を死亡させる最も少ない薬物量を動物の体重1kg当たりで表した量。急性毒性の項参照。
【最小中毒濃度】
さいしょうちゅうどくのうど
toxic concentration lowest
試験動物に対し中毒症状を示す最も小さい吸入薬物濃度。急性毒性の項参照。
【最小致死濃度】
さいしょうちしのうど
lowest published lethal concentration
試験動物を死亡させる最も少ない空気中の薬物濃度。急性毒性の項参照。
【最小中毒量】
さいしょうちゅうどくりょう
toxic dose lowest
試験動物に対し中毒症状を示す最も少ない薬物量を動物の体重1kg当たりで表した量。慢性毒性の項参照。
【催奇形性】
さいきけいせい
teratogenicity
化学物質が妊娠中の器官形成期の胎児に及ぼす影響で、特に奇形の発生に関連する。
【時間加重平均(TWA)】
じかんかじゅうへいきん(ティーダブリューエー)
time weighted average
作業者が通常1日8時間、週40時間働いたときの平均濃度としての許容値。
【GHS】
ジーエッチエス
GHS
化学品の危険有害性により分類および表示するための世界調和システムのことで、Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals の略語である。法的拘束力はないが、国連が勧告した世界的な分類表示システムで日本を含め各国が採用している。
【生態毒性】
せいたいどくせい
ecotoxicity
環境影響とほぼ同意語に使用される。急性水性毒性、慢性水性毒性、生物濃縮性、分解性を含む。
【生殖毒性】
せいしょくどくせい
reproductive toxicity
雌雄の成体の生殖機能及び受精能力に対する悪影響と子の発生毒性を含む。
【生物濃縮性】
せいぶつのうしゅくせい
biological concentration
水を媒体とする曝露による、生物体への物質の取り込み・生物体内における物質の変化及び排泄をいう。
【生物蓄積性】
せいぶつちくせきせい
biological accumulation
あらゆる曝露経路(空気、水、土壌)からの生物体への物質の取り込み、生物体内における物質の変化、及び排泄をいう。通常、オクタノール/水分配係数を用いて決定されるが、実験的に求められた生物濃縮係数の方がより良い。
【生分解性】
せいぶんかいせい
biodegradation
生物学的な化学物質の分解性を指す。自然界での化学物質の分解の主役は微生物であり、生分解性が低いと環境中に蓄積されるおそれがある。化審法での生分解性の試験は、100ppmの化学物質の水溶液に活性汚泥30ppmを加えし、28日間培養した後の分解度で判定する。分解度の算出には、生物化学的酸素要求量(BOD)の測定による方法と化学物質そのものの分析による方法がある。