リハビリテーション
普及TOPへ戻る
研究の概要
研究報告書等一覧
研究の概要

職場復帰のためのリハビリテーション分野

勤労者 リハビリテーション研究センター 主任研究者 豊永 敏宏

【説明】労働能力を回復し早期職場復帰に繋げるためには、急性期を含めたリハビリテーションの占める役割は大きいものがありますが、急性期の疾病及び負傷の種類によりリハビリテーションの方法は様々です。
 そこで、脳血管障害が、過重労働による健康障害防止対策の中で予防すべき対象疾患となっていることと、一旦発症すると脳細胞が機能しなくなることによる脳機能障害であるため、発症前の状態に戻ることが難しく、そのことが医療のみならず復職先の職場環境の整備を必要とするなど、早期の職場復帰を阻害する課題が多いことから今回の対象疾病とし、具体的な症例において、職場復帰促進因子や阻害因子が、どのように早期職場復帰と関わっているかという観点を入れて、早期職場復帰を目指して次の研究開発を行うこととします。
(1)勤労者脳血管障害者の早期職場復帰のモデル・システムの研究開発
(2) 勤労者脳血管障害者にかかる総合的診療管理手法の予備的研究


COPYRIGHT