研究実施に関する情報公開

研究課題名 化学物質の有害性評価を加速するための国内疫学的サーベイランス手法の開発
研究機関 独立行政法人 労働者健康安全機構 関東労災病院
研究代表者 独立行政法人 労働者健康安全機構 関東労災病院
院長 佐藤 譲
研究目的 近年、我が国では、化学工業製造従事者の膀胱がんや、印刷業者の胆管がんなど、今まで知られていなかった化学物質の有害性による職業がんの発生が続いている。しかし、現在のところ、「どのような職業・職種でどのような疾病や死因が多いか」など、幅広い業種・職種を網羅的に探索し状況を把握する手法が開発されていない。そこで、本研究では、既存の医療ビックデータを用いて、まず職業ごとのがん及びその他の疾病の過剰リスクに係る網羅的なサーベイランス手法を開発し、それとともに特定の化学物質暴露との関連が疑われる疾病の同定につなげていくことを目的とする。
本研究は東京大学大学院公衆衛生学講座と共同で行う。
病職歴データ項目 こちらをご覧ください。
研究対象 昭和59年4月から平成28年3月までの間に労災病院にご入院されていた皆様で15歳以上の方
個人情報の取り扱い 利用する情報は、お名前、住所など、患者さんを直接識別できる個人情報は含みません。また、研究成果や学会及び学術雑誌で発表する際も患者さんを特定できる個人情報は含みません。
問い合わせ窓口

○本研究の対象となられる患者さんで本研究にご賛同いただけない方は、病職歴調査を実施した労災病院の医事課(職歴調査員)までご連絡ください。
また、識別される個人情報の開示をお求めになる場合も、上記労災病院までご連絡ください。なお、開示にかかる手数料が発生する場合がございますので、あらかじめ病院へお問い合わせください。

○その他、本研究に関するお問い合わせ

【労働者健康安全機構本部】
労働者健康安全機構勤労者医療・産業保健部勤労者医療課
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
TEL 044-431-8642

【関東労災病院】
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
TEL 044-411-3131

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病職歴データベースを活用した研究実施に関する情報公開

研究課題名 研究期間
本邦におけるじん肺における膠原病、腎症特にANCA関連腎疾患の合併頻度に関する調査研究 H26.4.1~H29.3.31
女性特有の疾病等が就労に及ぼす影響及びその治療と就労の両立に関する調査研究 H27.4.24~28.3.31
じん肺患者が入院加療を必要とした原因疾患に関する調査 H27.4.1~28.3.31
脊椎インストゥルメンテーション患者にアフターケアは本当に必要か?全国労災病院と産業医科大学を含む他施設大規模調査 H27.4.1~H30.3.31
病職歴調査データを活用した入院患者の職場復帰に関する現状調査 H27.4.1~28.3.31
喫煙とがんの疫学研究(多施設共同研究) H28.6.1〜H33.5.31
若年性胆管がんの疫学的研究及び印刷業と悪性腫瘍若年発症の関連性の検討 H27.4.1~28.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H25.4.1~H28.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H26.4.1~H29.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H27.4.1~H30.3.31
消化器病領域の病職歴、医療経済を含めた疫学的検討 H27.2.24~32.2.23
病職歴調査とリンクさせた退院後職場復帰調査 H28.4.1~H30.3.31
化学物質の有害性評価を加速するための国内疫学的サーベイランス手法の開発 H29.7.13~H30.3.31
転移性骨腫瘍患者の実態調査 H30.4.1~H32.3.31
入院患者病職歴調査による疾病予防と復職に関する疫学研究 H30.7.1~H33.3.31
切迫流産・切迫早産の発生率と就労との関係に関する検討 H30.4.1~H31.3.31
入院患者病職歴調査による疾病予防と復職に関する疫学研究 R3.4.1~R6.3.31
入院病職歴データベースを基礎とし、データソースとlinkageすることで探る、患者の社会的背景が病因、疾病予後、入院医療費へもたらす影響の検討 R4.4.1~R6.3.31